今回は、筆者の友人A子から聞いた、公園で起きた子供同士のトラブルをご紹介します。親の対応によって、大きく事態が変わったエピソードです。

穏やかな午後、公園で起きた予期せぬトラブル

ある日の午後、A子は5歳の息子と近所の公園へ遊びに行きました。
滑り台やブランコがあるいつもの穏やかな公園。
息子は他の子供たちと仲良く砂場で遊び始め、A子はベンチで見守っていました。

ところが、数分後に突然、息子の泣き声が響きました。
目を向けると、年上の男の子が息子を突き飛ばしていたのです。
砂まみれで泣きじゃくる我が子を見た瞬間、A子の心臓は一気に高鳴りました。

泣き叫ぶ子供と沈黙する相手の母親

相手の子の母親も近くにいましたが、手元のスマートフォンに意識が向いていたのか、状況に気づいていない様子でした。
A子は息子を抱き上げ、「痛かったね」と声をかけながらも、怒りで手が震えていました。
しかし、感情のまま相手に言い返しても、子供たちのためにならないとぐっとこらえ、冷静に声をかけました。
「すみません、うちの子が転んでしまったので、少しお話いいですか?」
その言葉に、ようやく相手の母親が顔を上げました。