少しぶっきらぼうで寡黙な父親は今の時代少なくなっているかもしれません。
しかし、筆者の父はまさにそんな父親像を形にしたような人です。
昔から口数も少なく、感情表現が苦手な父親でしたが、孫が生まれ娘としては知らなかった一面を見る機会も増えました。
今回はそんな父を息子の習い事の試合観戦に誘った際のエピソードをお届けいたします。

私に背を向けたままぶっきらぼうに尋ねてきた父に私も息子も大喜び!
父は孫に興味がなかったのではなく、どう表現していいかわからなかっただけのようでした。
我が孫の一生懸命な姿をみて深い愛情で返したいと思ってくれたのかも知れません。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

illustrator:べこもち85
FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。