筆者の友人・理恵さん(仮名)は、在宅で仕事をする母親。娘の友達から投げかけられた無邪気な言葉に、予想外の価値観の違いが浮き彫りになりました。ある出来事をきっかけに、彼女は自分の働き方に誇りを持つようになったのでした。

娘の涙で知った、学校での出来事

数日後のこと。

優菜ちゃんが涙を流しながら帰ってきました。

「ママが働いてるから、私かわいそうなんだって! 優菜もママも、かわいそうな人達なんだって!」

学校でそう言われたというのです。

理恵さんはすぐに担任の先生に相談しました。

後日、先生が教室でこう話してくれたそうです。

「先生は働くママです! 2年生の子どもがいます」

「先生はみんなから見て、かわいそうな人でしょうか?」

教室がシーンとなりました。

堂々と、働く背中を見せたい

あれから数ヶ月、優菜ちゃんは理恵さんの仕事部屋を覗いては「ママ、頑張ってるね」と声をかけてくれます。

その言葉が、何よりも嬉しいそうです。

働く姿を誇れる。

それだけで十分だと、理恵さんは話してくれました。

【体験者:40代・女性/フリーランス、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。