毎日の献立に買い物、料理に洗い物といった夜ご飯の支度が負担だと感じている方も多いのではないでしょうか? そんな『夜ご飯の支度』を免除されたなら「ラッキー!」と感じますよね。筆者の知人はご主人から「俺の夜ご飯は準備しなくてOK」と宣言されたそうです。しかしこれが思いもよらない苦労の始まりだったようで……?
晩酌にこだわりたい旦那は『焼肉専用の鉄板』や『すき焼き鍋』『しゃぶしゃぶ用の鍋』『焼き鳥焼き機』など、ほかに使い道がないキッチン用品を収納場所も考えずバンバン新調してきます。
ほかのフライパンや鍋で十分代用できるのにも関わらずです……。
さらに極めつけは、その夜ご飯タイムはダラダラと深夜まで続くこと。
チマチマと食べながら寝る寸前まで飲み続けるため、それらの片付けを始められるのは旦那が寝る時間になってからになるのです。
思わぬ展開にげっそり
始めは「夜ご飯の支度をしなくていいなんて、楽をさせてくれる男性だわ」とのんきに考えていました。
しかしいまとなっては、私が作った料理を素直に食べてくれるほうがよっぽど楽なのではないか? と感じ始めてしまっています……。
今日も私は家計を考えた節約飯を食べながら、旦那の後片付けに追われるのでしょう。
夫婦間の『楽』の定義や『配慮』の形は、良かれと思ったことでも、必ずしも相手にとって最善とは限らないことを痛感しました。
一度、旦那に食費と片付けについてきちんと話し合って確認する必要がありそうです。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。