思い返すと恥ずかしい『若気の至り』や『黒歴史』。誰にでも1つや2つはあるのではないでしょうか? 筆者の知人にはいまでも『心の傷』として深く残っている忘れてしまいたい黒歴史があるそうです。しかし、彼女の側にはその傷を抉る人物がいるようで……。今回はそんなエピソードを紹介します。
黒歴史
20代前半の頃、私はいわゆる『ダメ男』と付き合っていました。
そのダメ男は何度も浮気を繰り返し、私のお財布からお金を抜く泥棒行為は日常茶飯事、そのうえ私が浮気を咎めたり、何か気に入らないことが起きたりすれば私に暴力をふるうような男性でした。
誰から見ても『別れたほうがいい』と言われる相手だったのですが、当時の私はあまりの異常事態の連続に普通の感覚が麻痺していて、彼から繰り返し浴びせられる暴言ですっかり自信を失っていたこともあり、彼に依存してしまっている状態でした。
そんなこんなで私は5年という長い期間を無駄にしてしまったのです……。
幸せになった現在
そんな過去を持つ私ですが、とっても素敵な男性に出会い結婚。
あの頃が嘘のように幸せな生活を送れています。
当時のことは私にとって黒歴史ですし、とってもつらかった期間なのでできることならばもう二度と思い出したくありません。
『このまま過去を忘れて、幸せに暮らしていければいいのに』そんな風に感じているのですが、私の実の母親がなかなかそうはさせてくれないのです。