ある日偶然バスで出会った見知らぬ人たちが起こした優しさの輪。
1歳9か月の娘の可愛いひと声が、周りの人々の心を温めてくれました。
やさしさは伝染する──そんな世の中であってほしいですね。
筆者の体験談です。

バスを降りる時、娘が「ばーばい!」と手を振ると、おばあちゃんも中学生も手を振り返してくれました。
たった数分の乗車中の出来事で、心が温かくなりました。
あの日のやさしさの輪を思い出すたび、毎日が少しやさしく、温かく見えるのでした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:あすおかあすか
FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。