誰かを励ます方法として、相手の話を聞いたり、そっと側にいてあげたり、何かをプレゼントしたりといろいろありますよね。人によって励まし方は様々。今回は筆者の知人から聞いた興味深いエピソードのご紹介です。
私には冷たく見えたA子さんの言葉は、誰よりも息子のことを理解しているからこその発言だったのです。その言葉は、息子の誇りを守り、立ち上がらせるためのものでした。愛情や優しさを表現する方法は、受け取る側の状況や性格によって見え方が異なるのだと痛感しました。
その後、A子さんのサポートのおかげで以前よりも好待遇の職場に転職できたそうです。
夫婦のことは夫婦にしかわからないものですね。
【体験者：60代・女性主婦、回答時期：2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator：ねこの
FTNコラムニスト：藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。