パート先でかっこいい女性先輩に憧れた知人。ところがその先輩の正体はとっても意外な人物でした。知人から聞いたエピソードを紹介します。

教室に入ると、すぐにそのママと目が合ってしまった私。
いつもは無愛想な彼女ですが、今日は私の顔を見てにっこり笑っています。
その笑う目元に見覚えがあり、ハッとしました。

「もしかして……Aさん!?」
驚きのあまり私は大声を出してしまいました。
Aさんはクスクスと笑っています。

「やっと気づいた? 私はあなたが入社した日に気づいたのに、そっちは全然気づかないんだもの。マスクと帽子をかぶっていたからかしら? 『今日こそ気づくかな?』って、実は楽しみにしてたのよ」
と笑うAさん。
なんと同じクラスの苦手ママと、職場の憧れの先輩は同一人物だったのです。

視点を変えれば世界が変わる

彼女がAさんだと分かると、これまでの苦手意識は一気になくなりました。
「近寄りがたい」と感じていた彼女のクールさは、職場では「冷静で効率的」という最高の長所に変わっていました。

その出来事から、勝手な思い込みで「苦手」と決めつけていた自分が少し恥ずかしくなりました。「人は一面だけでは分からない」。そう実感した私は、今ではAさんを目標に、楽しく仕事を続けています。

【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。