シングルマザーの私を「大変だね」と見下すママ友が、私の職場であるクリニックにやってきました。「掛け持ち? 頑張るね」と相変わらずのマウントをとる彼女。しかし、診察に入った院長が放った「ある一言」で、彼女の表情は一変して……? 友人が体験談を語ってくれました。
シンママというだけで浴びせられる偏見
私は2人の息子を持つシングルマザー。
看護師という専門職の資格を持っていたおかげで、離婚後もなんとか、自分の力で子どもたちを育てています。
しかし、世間のシングルマザーに対する偏見は根強く、ママ友同士の会話でもそれは顕著です。
私がシングルだと打ち明けると、「一人ってさみしくない?」「金銭的に不安とかある?」といった失礼な詮索や、上から目線の同情をされることがよくありました。
私は自分の生き方に誇りを持っていたので、気にしないように努めていました。
職場に現れたママ友
そんなある日。
勤めているクリニックに、普段から何かと私を見下す傾向のあるママ友Aさんが、子どもの予防注射で偶然やってきました。
白衣姿の私を見たAさんは、「あれ?! ここで働いてるんだ!」と、値踏みするような驚きの声を上げました。
そしてすぐにいつもの癖で、「大変だねー、掛け持ち? 頑張ってるねー」と、ねぎらいに見せかけたマウントをとってきたのです。
私は何も言えず、Aさんの子どもの注射の事前処置を淡々とこなしていました。
そしていよいよ注射のため、院長が処置室に入ってきたときのことです。
院長は、子どもに優しく声をかけた後、Aさんに向かって何気ない一言を投げかけたのです。
「うちの息子と同級生だそうですね。いつも仲良くしてくれているそうで、お世話になっています」
院長の言葉を聞いたAさんは、「はい?」という顔で完全に固まっていました。