これは筆者自身の体験です。家族でフリーサイトのキャンプ場に行った際、静かな夜を楽しみにしていたものの、近くのグループが騒がしく、思わずイライラしてしまいました。そんな中、オーナーさんがプロの対応で問題を解決し、ルールを守る大切さを実感した出来事です。

キャンプ場での静かな夜のために

週末、家族でキャンプ場へ行きました。今回選んだのは、敷地内に区切りがなく、好きな場所にテントを張れる「フリーサイト」という形式のキャンプ場です。

フリーサイトは、自分好みのロケーションを選べる自由さが魅力ですが、一方で隣との境界線が曖昧なため、利用者同士の「お互いさま」というマナーと適度な距離感が何よりも大切になります。静かな夜と星空を楽しむために、私たちはお互いに適度な距離を取って設営しました。

しかし私たちのテント脇、本来なら設営を控えるような距離感のスペースに大人数のグループがどんと陣取ったのです。自由は自由ですが、あまりの近さに私は思わず家族と顔を見合わせました。

最初は「まあ、こんな日もあるよね」と思っていたけれど……

夕方までは「まあ、こんな日もあるよね」で済ませました。けれど、日が暮れると状況は一変。笑い声は大きく、音楽まで流れ出し、消灯時間を過ぎてもランタンが煌々と点けっぱなし。

星どころか寝かしつけたばかりの子どもも目を覚まし、周りの家族たちも迷惑そうな表情を浮かべています。

そんなとき、オーナーさんが現れ、掲示のルールに基づいて丁寧に注意してくれました。「すみません、気をつけます」とその場は静まりましたが、オーナーが去った後、またドンチャン騒ぎが始まりました。さすがにもう諦めムードに。