これは筆者自身の体験です。忙しい日々の中で、息子のおやつを準備する時間がなく、息子が自分でおやつを用意してくれた瞬間に、改めて息子の成長を感じました。普段はつい頼り過ぎていた自分に気づき、小さな気配りに心から感動した出来事です。
忙しすぎておやつを準備できなかった……
朝から予定が詰まっていて、家事をこなすのも一苦労なくらいバタバタした日の出来事。息子が幼稚園から帰ると、おやつの時間になりましたが、私は急いで洗濯物を片付けたり、夕飯の準備をしたりしていて、息子におやつを準備する時間がありませんでした。
自分でおやつを準備した息子
息子はリビングで待っていましたが、自分でおやつを用意し始めました。最初はそのことに気づかなかったのですが、しばらくしてから「ママ、いつもありがとう」と言いながら、カウンターに並べられたおやつを持ってきてくれました。驚いて息子を見ると、「おやつ、自分で準備したよ。ママ、忙しそうだったから」と言いました。
思わぬ成長に感動
その一言に私は驚きました。普段、息子には何でも「これやって、あれやって」と指示してばかりで、息子が自主的に何かをしてくれることはほとんどありませんでした。
そんな息子が、私が忙しいのを見て、自分でおやつを準備し、わざわざ「ありがとう」と言ってくれたことに、私は心から感動しました。
自分の態度を反省
その瞬間、私はふと我に返り、自分が息子に対していつも「やりなさい」「これをして」とばかり言っていたことを反省しました。
息子も大きくなり自分でできることが増えてきたのに、私はそれに気づかず、つい言いすぎていたのです。息子が見せてくれた小さな気配りが、こんなにも嬉しく感じるとは思ってもみませんでした。