ついに言ってしまった一言
ある日、義母が夕方に3本目のジュースを渡そうとした瞬間、思わず「それは、もうやめてください」ときつい口調で言ってしまいました。
リビングの空気が一瞬で止まり、義母は「そんなに?」とムッとした表情。子どもも気まずそうにジュースを見つめ、私もその場でいたたまれなくなりました。
話し合いで気持ちがすれ違い
後日、夫に間に入ってもらい、三人で改めて話し合うことにしました。私は「生活リズムが崩れると家に戻していくのが大変なこと」「“ばぁばはいいって言った”が続くと子どもも混乱すること」を正直に伝えました。
義母も「たまにしか会えないから、喜ばせたくて甘やかしたくてね。でもそんなに困っていたなら、ごめんね」と言ってくれて、ようやく気持ちが少しほぐれました。義母なりの愛情表現だったのだと、改めて気づけた瞬間でもありました。
みんなで守れる“ゆるいルール”
そこで、“三世代共通のゆるいルール”を作ることにしました。
・おやつはその日だけ2つまで
・ジュースはごはん前はなし
・夜ふかしはOKだけど、22時までには布団に入る
この3つ以外は、義実家のやり方におまかせする、という形にしました。
それからは、義母が「これはママと決めたルールだよ」と子どもに伝えてくれるようになり、子どもも「ここはばぁばルール、家はママルールだよね」と少しずつ切り替えられるようになりました。
程よい甘さに変わった時間
すべてを自分のルールに合わせるのではなく、「ここだけ守ってもらえればOK」と線を引いた我が家。祖父母も同じチームに入ってもらうことで、甘やかされ放題にしか見えなかった義実家との時間が、“ほどよく甘い時間”に変わっていきました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。