イクメンという言葉はもう死語になるのでしょうか? 夫婦で一緒に育児を楽しめる環境がベストですよね。
そんなイクメンまがいな夫!? を持つ、筆者の友人A子さんにお話を聞きました。
そんなイクメンまがいな夫!? を持つ、筆者の友人A子さんにお話を聞きました。
緊急事態で露呈した、夫の準備不足
かなり焦り顔の夫が、息子を抱いて泣き止まそうと必死になっています。
夫は、離乳食の準備一つをとっても、温め方、場所、必要な道具(カトラリーやお手拭き)など、A子さんが日頃から行っている「目に見えないタスク」の多さに直面し、パニックになっていたようでした。
ママ友が代わりにA子さんのマザーバッグから、離乳食やカトラリーを出してくれていました。
すぐにA子さんが対応して、息子も泣き止み、なんとかランチを終わらせられたのですが……。
「離乳食の用意したことないんだろうなって思って。手伝おうかって言ったら、バッグ丸投げされて」
と、後からこっそり教えてくれたママ友には、感謝しかありません。
しかしこの一件は、夫が「準備や後片付けも育児の一部である」ということを具体的に理解する、大きなきっかけとなりました。
それ以降、夫には少しずつ「遊び以外の育児」を覚えさせています。
【体験者:30代・女性OL、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。