筆者の友人は社会人になったばかりの頃、大切な親友と初めての絶交を経験したそうです。
些細な誤解と意地の張り合いから関係が急速に悪化し、長年の絆にも深い溝が生まれてしまいました。
怒りと悲しみにとらわれた友人は、「もう一生会わない」と決意し、彼女からの連絡をすべて無視してしまったのですが……。

母の言葉に背中を押され、友人は親友との関係を冷静に見つめ直し、本当にこのまま終わらせてよいのか自問しました。
もし母のひと言がなければ、意地を張って大切な友情を失っていたかもしれません。今でも迷ったときには、母のその言葉を思い出しているそうです。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。