温泉へ行くことを姑に話した知人。すると姑が顔色を変えて怒り始めたのですが、その理由にモヤっとしたそうです。知人から聞いたエピソードを紹介します。
温泉旅行について話す
ある日、姑と会ったときのこと。
私は「今度主人と〇〇温泉に行くことになりまして……」と話しました。
するとその言葉を聞いた姑の顔色が、突然変わったのです。
「はぁ? 家でのんびりしている専業主婦のくせに、温泉旅行に行くの?」と怒りを込めた声で言う姑。続けて「私はね、もうすぐ80歳になるっていうのに、まだ働いているの! 温泉っていうのは、そういう苦労をした人が行く場所よ! 専業主婦の分際で、温泉なんて厚かましい!」
いきなり怒鳴り始めた姑に、私はびっくり。
その後も姑は、私を睨みつけながら「専業主婦のくせに!」とわめき続けたのです。
苦労はお互い様
確かに姑の年齢で働き続けるのは大変だと思います。
私には言わない苦労もあるのでしょう。だからこそ姑の発言にモヤっとしたものの、あまり怒りは湧きませんでした。
でも専業主婦だって、それなりの苦労はあります。温泉に行く権利は誰にでもあると思いますし、今度は姑を温泉に誘ってみようと考えています。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。