子育てをしていると、子ども同士のトラブルは付き物ですよね。親としては穏便に解決したいところですが、時には相手の親御さんとの認識のズレに驚かされることもあります。今回は筆者の友人が体験談を聞かせてくれました。

突然のいじめ疑惑

ある日、近所に住むママ友のYさんが血相を変えて家に怒鳴り込んできました。

我が家の息子とYさんの息子はどちらも小学2年生。
同じクラスで、時々公園などで一緒に遊ぶこともある間柄です。

Yさんは私の顔を見るなり、
「うちの子がお宅の息子さんにいじめられてるの!」「ちゃんと指導してよ!」
と、凄い剣幕でまくし立ててきました。

急いで息子に聞くと、おもちゃの貸し借りで少し揉めただけとのこと。
しかしYさんは耳を貸さず、「学校に報告して処分してもらう」と息巻いています。

ここで安易に謝れば、事実ではないことまで認めることになる……。
私は腹を括り、「先生を交えて話しましょう」と提案しました。

事実確認をしてみると……

翌日、担任の先生立ち合いのもと、話し合いが始まりました。

私は前夜に息子とじっくり話して整理した内容をもとに「何時頃、どこで、誰が、何を言ったか」を時系列で説明。

先生は頷きながら丁寧にメモを取ってくれました。