筆者が誘われた『ママさんバレー』。熱心な勧誘の裏で耳にした本音が忘れられず、「自分のペースを守ること」の大切さに気づいたエピソード。人づきあいの距離感を見直すきっかけになりました。

熱心すぎるお誘い

子どもが小学生だった頃、ママさんバレーに誘われたことがありました。私は昔からスポーツが得意ではなく、気持ちとしては遠慮したい感じ。

それでも、声をかけてくれたママ友はとてもパワフルで、「初心者でも大丈夫よ」「運動不足解消にどう?」「誰でもできるから!」と熱心に誘ってくるのです。
もちろん好意で声をかけてくれているのはわかるのですが、押しが強すぎて少々戸惑っていました。

胸に刺さった“あの日の会話”

実は私が断った理由は他にもあります。
誘われる少し前にママさんバレーのメンバー同士の会話を偶然耳にしてしまったのです。