これは筆者自身の体験です。
ご近所のママ友と「ちょうどいい距離感」のお付き合いが始まりました。ところがある日を境に、私の中で“違和感”が芽生え始めて……。気まずくならずに線を引けた、そんな出来事です。
ご近所のママ友と「ちょうどいい距離感」のお付き合いが始まりました。ところがある日を境に、私の中で“違和感”が芽生え始めて……。気まずくならずに線を引けた、そんな出来事です。
雨の日どうしてる? ママ友の一言がきっかけで……
子どもが年中に進級した春、登園時間が重なるご近所のママ友・Aさんと仲良くなりました。
園まではお互い徒歩15分ほど。晴れた日は立ち話をしたり、一緒に歩いたりと、程よい距離感の関係でした。
ある週末の買い物帰り、Aさんに聞かれました。
「雨の日どうしてる? うちはカッパ着せても途中でぐずっちゃって……」
「うちは車で行っちゃってるよ。下の子もいるからバタバタしちゃうしね」と答えると、
「あー、やっぱり! 車あると助かるよね〜。今度タイミング合えば乗せてくれると嬉しいな」
軽い調子のお願いに、その場では「そうだね〜」と曖昧に返したものの。
“タイミング合えば”のはずが……毎回くるLINEにモヤモヤ
翌週、雨予報の朝7時半。AさんからLINEが届きました。
『今日雨みたいだね。乗せてもらえたりする? もし空いてたらで大丈夫!』
タイミング合えばって言ってたよね? と思いながらも、その日は余裕があったので「いいよ」と返信。車に乗せたAさんは「ありがとう〜!」と笑顔でした。
でもそれが“毎回”になっていきます。
『急でごめんね。お願いできる?』『また甘えてもいいかな〜?』
悪気はないのだろうけれど、下の子の体調や予定を見ながら動く身としては、毎度当日のお願いはプレッシャーに。
次第に「明日は雨かも……また来るかな」と、天気予報にすら気を取られるようになっていました。