親に仕送りをしたり、親孝行でプレゼントをしたりする人がいる一方で、まだまだ親に甘えっぱなしだという方も少なくないのではないでしょうか? 筆者はまさに後者で、母親から援助を受けるばかりでなにもお返しができていない現状に悩んでいました。そんな状況に『目から鱗』な素敵なアドバイスをくれた友人との会話を紹介します。
母の援助
私の母は私が結婚してからも、とっても私のことを気にかけてくれています。
結婚が決まった際には、ご祝儀とは別に生活に必要な家電を買ってくれたり、会うたびに、細やかな心遣いとして現金を渡してくれることがあったり。
普段も「若い夫婦でお金に苦労しているだろう」と、何かと私たちのためにお金を使ってくれます。
罪悪感
母の援助には、母の愛情の深さを感じ、本当に助けられています。
しかし、子どものころから育った実家です。
特別裕福ではなく、むしろ母が日々節約していることを私は知っています。
そのうえ、両親は年齢をかさね、父も母も数年後には定年を迎えます。
有難いと感じていることは事実ですが、それ以上に母の老後の生活を案じ、私にお金を使うことへ罪悪感を覚えるようになりました。
伝わらない気持ち
母が何か買ってくれようとしたり、心遣いとして現金をくれようとしたりしたとき「出さなくていい」「要らないよ」と伝えてはみるのですが「お母さんに甘えときなさい!」と言うばかりで、まったく聞く耳を持ってくれません。
そして母の押しに負けて、またお金を使わせてしまう……そんな繰り返しになっていました。