お正月は家族が集い、お年玉を交換し合ったり、おいしいものを食べたりと楽しい時間を過ごしている人も多いと思います。しかし、お正月の親族の集まりにどこか憂鬱になる人も少なからずいます。今回は、筆者の知人A子が姉妹間のマウントに辟易としたエピソードを紹介します。
お年玉の金額を自慢する姉
A子は三人姉妹の真ん中です。姉妹の中で結婚しているのはA子だけ。姉と妹は幼い娘にお年玉をくれます。仕事に邁進し、経済的にも自立している姉はお年玉をたくさんくれるのはうれしいけれど、他の家族と自分のお年玉の金額を比べて、マウントをとっているようにも見えます。
妹が私の3歳の娘にお年玉として3000円あげたときには、「3000円か。がんばって捻出したんだね。若いからそんなもん!」と声を大にして言ったこともあります。妹は親戚の前で「がんばって捻出した」と言われて、少し恥ずかしかったと振り返っていました。さらには、姉は「あなたがあげた額、私があげた額の半分以下じゃん(笑) やっぱりさ、姉貴の貫禄! あなたもがんばれ~!」と、妹に言ったこともあります。
妹のお年玉の金額が姉よりも少ないことを家族のだれも気にしていませんが、本人はせっかくの好意を比較されて堪えるよう……。
さらに、姉は両親にもお年玉をあげるのですが、「やっぱり、親に感謝しないと。年金生活だからね。年金生活だと贅沢もできないでしょ? これで、おいしいもの食べて」と親族の前で口にすることもあります。
両親は年金生活といえども、60代で、心も身体もまだまだ若いため、親戚の前で「経済的に苦しい」かのように言われることに恥ずかしさを感じています。
姉の一言で妹は落ち込んでいるだけでなく、両親も親戚の前で“生活が厳しいだろう”などと言われるのは心外なため、我が家はお年玉廃止も検討しています。