筆者の話です。
デパートの片隅にある「小さな休憩スペース」が、今の私には欠かせない存在になっています。
忙しい場所の中でそっと立ち止まれた、その日のことです。
デパートの片隅にある「小さな休憩スペース」が、今の私には欠かせない存在になっています。
忙しい場所の中でそっと立ち止まれた、その日のことです。
周りを見渡して気づいたこと
顔を上げると、ほかにもそっと腰掛けている人たちの姿がありました。
荷物を足元で整えている人や、ご家族との待ち合わせで時間をつぶしている人。
必ずしも「休むため」だけじゃないのに、どの人もほんの少し肩の力が抜けた表情をしていました。
その穏やかな空気に触れた瞬間、胸の奥までふっと軽くなるようで──。
ここに来る理由は違っても、誰もが少しだけ息を整える時間を求めているのだと腑に落ちました。
忙しい場所にある“小さなやわらかさ”
デパートは人が多くて、いつも動き続けている場所です。
それでも、この休憩コーナーだけは時間がゆるやかに流れているように感じます。
短いひと息で「よし、行けるかな」と気持ちを切り替えられるあの時間が、外出の心細さをそっと軽くしてくれるようになりました。
あの小さなイスは、いつの間にか私にとって「心の休憩所」のような存在です。
今日もあのやわらかな静けさに、そっと背中を押されました。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。