金を貸せば友を失うという言葉があります。筆者の夫にはお金を周囲に借りまくっている同僚がいます。ある日、この同僚の思いがけない行動に、私たち夫婦は言葉を失ってしまいました。とんでもないエピソードをご紹介しましょう。

疑問

不思議に思った私は、帰宅した夫に疑問をぶつけてみました。
夫も「俺もおかしいと思ってたんだよ。本人は全く気にしていないけど、金貸してる連中はみんな言ってる」と言っていました。

その後も返金されることはなく、あろうことか年末には「正月の金が足りなくて……5万ほど貸してもらえませんか?」と言ってきたとか。

さすがに今回は夫も断ったそうですが、私は今後一切Kにお金を貸すことを許すつもりはありません。
「金を貸せば友を失う」「お金を貸す時はあげるつもりで」など、お金にまつわる格言はたくさんありますが、確かにそうだと思わされた出来事でした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。