幼稚園の帰り道、娘が何度も背後を気にして振り返る様子に、筆者の元同僚のAさんは最初「友達を待っているのかな」と深く考えていませんでした。
しかし、幼いころから霊的なものを感じやすかったAさんは、娘にも同じ感覚があるのではと薄々感じていました。
帰宅すると、娘の様子はさらにおかしくなっており、Aさんは胸騒ぎを覚え……。
しかし、幼いころから霊的なものを感じやすかったAさんは、娘にも同じ感覚があるのではと薄々感じていました。
帰宅すると、娘の様子はさらにおかしくなっており、Aさんは胸騒ぎを覚え……。
Aさんが教えられた通りに対応すると、娘の様子はほどなく普段通りに戻りました。
ただ不思議なことに、娘は「赤い子」の事をまったく覚えておらず、家には家族しかいないと言って無邪気に笑うばかりでした。
正体は分からないまま事態は収まりましたが、「今回は本当に怖かった」と語るAさんの表情には緊張が残っていました……。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。