毎年恒例の年末ジャンボ宝くじ。「今年こそは!」と夢を託して、毎年購入されている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな年末に起こった宝くじにまつわる興味深いエピソードを、筆者の友人が聞かせてくれました。
運任せではなく、自分で幸せを見つけに
私は年末ジャンボを買う代わりに、ずっと気になっていた資格講座の申し込み窓口へ向かいました。
「宝くじに使っていた分を、自己投資に回してみよう」
そう決心したのです。
勉強を始めてみると、これが予想以上に楽しくて、新しい知識を吸収していく喜びを感じました。
そして半年後。
その努力が実を結び、無事に資格を取得することができたのです。
自分で引き寄せた「当たり」
そのタイミングで転職の話が巡ってきて、思い切って挑戦すると、収入もアップしました。
何より、自分の仕事にやりがいを感じながら日々を送ることができるようになったのです。
振り返ってみれば、あの時、年末ジャンボを買うのをやめて資格の勉強を始めたという選択が、私の人生における本当の「当たり」だったのだと思います。
もちろん、宝くじで夢を見るのは楽しく、それ自体は素晴らしいエンターテインメントだと思います。でも、その結果で一喜一憂するのではなく、あくまで楽しみの一つとして捉え、自分の手で未来を切り開くことの大切さを学びました。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。