大人になっても”何か”にのめり込み、夢中になることってありますよね。筆者の知人は少し大人びた小学生だったようです。そんな小学生だった頃に、父親のある行動がきっかけで、クリスマスの真実に行き着いてしまったんだとか……。

疑惑は確信に

小学4年生。

純粋無垢に「サンタさんはいる!」と信じていた時期は過ぎ、「もしかしたらサンタさんは親なんじゃない?」と思い始めていた頃のお話です。

その年のクリスマス、私のこの疑惑は確信へと変わったのです。

PCを購入

現代では1人1台持っていても不思議ではない家庭用PC。

当時はまだまだ高価なもので会社で使うものといったイメージも強く、一般家庭への普及率はそれほど高くありませんでした。

自営業をしていた父は、その夏、家庭用にPCを購入しました。

PCを手にした父は子どもから見てもわかるくらいに、のめり込んでいったのです。

ハマる父

家にいる時間はPCに付きっきり。

自営のお店のHPを作成したり、これまで手書きだったお中元のハガキをPCで作ったり、とにかくなんでもPCで作りたがるようになりました。

休日はインクや印刷用紙を買いに出かけ、それはそれは夢中になっていたのです。

そしてそれらにはある共通点があり、どれも父お気に入りの少し特徴的なゴシック体が使われていました。