異性と長く交際しているとだんだん惰性になり、当初の『好き』という気持ちはすっかりなくなっているにもかかわらず、なんとなく現状維持をしてしまっている……という経験はありませんか? 今回はそんな状態だった筆者に、サンタさんが『決断のプレゼント』を贈ってくれたエピソードをご紹介します。
彼の対応
結局彼が起きてきたのは23時過ぎ……。
起きてきた彼に腹立たしさを抑えながら「ねえ、クリスマスディナー、キャンセルしたよ」と伝えるも「なんか食うもんある?」と謝りもしません。
「お店を予約していたんだから何もないよ。それに私、食べずに待っていたんだけど」そう伝えると、彼は不機嫌な顔をして1人で出かけて行き、自分の分だけの食事を買って帰ってきました。
そして私に気を遣う素振りすら見せず、1人で買ってきたご飯を食べ始めたのです。
決断
このことで、ようやく彼への愛情は一切残っていないと確信を持てました。
翌週、私は2人で暮らしていた家を出ました。
このクリスマスの夜の出来事は、もしかすると一緒の未来を描くことも別れることも決断できずにいた私への、サンタさんからのクリスマスプレゼントだったのかもしれません。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。