年末の買い出しは、人の多さに驚く方も多いのではないでしょうか。
筆者の場合、すき焼きのお肉を買いに寄ったスーパーが想像以上に混んでいて驚きましたが、それでも毎年買い出し担当を引き受ける理由がありました──。
筆者の場合、すき焼きのお肉を買いに寄ったスーパーが想像以上に混んでいて驚きましたが、それでも毎年買い出し担当を引き受ける理由がありました──。
多くの人でごった返すスーパー
実家に行く前に大型スーパーに寄ると、いつもはすいている駐車場に長蛇の列が。やっと停められたと思ったら、お肉屋さんにも長蛇の列。「年末のスーパーってこんなに混んでるの?」と私は驚き、これまで母に任せてきたことに申し訳ない気持ちになりました。
店内を見渡すと、大勢の人が、各々大量のお肉を購入しています。そして、てんぷら屋さんにも、魚屋さんにも同じように長蛇の列ができているのが見えました。
誰かと過ごすための買い物
皆さん混んでいるなか買い出し大変だなと思いつつ、帰った後には、私と同じように、家族と過ごす時間が待っているのかなと想像すると、嬉しい忙しさに見えてきました。
「このくらいで足りるかな?」「もっと食べるんじゃない?」「あの子はコレ好きだったよね!」という会話も聞こえてきて、家族団らんの時間を想像し、ほっこりした気持ちになりました。私も両親の「よく来たね、お帰り」の笑顔が楽しみになりました。
年末の買い出しは家族の絆を感じます。私はそれが好きで、それからは毎年長蛇の列に喜んで加わっています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。