家事と仕事と子育ての両立の、理想と現実との差に「ストレス限界!」となった筆者の友人D子。
偶然乗ったタクシーの運転手さんから言われた、予想もしなかった一言とは!?
偶然乗ったタクシーの運転手さんから言われた、予想もしなかった一言とは!?
子育てと仕事の両立→現実と理想
子供を0歳から保育園に入れて、早々と職場復帰をした私。
「子育ても仕事もバリバリこなして頑張りたい!」
と意気込んだものの、現実は「輝くママ」のイメージとはかけ離れた生活を送る日々でした。
朝の支度が間に合わずに、保育園の登園も出社も毎日ギリギリ。
頑張って働いて帰ってきて、疲れ切った体に待っているのは大量の家事のタスク。
夫は出張が多く、親も遠方なため頼れる人もおらず、一人で全て抱え込む日々。
理想と現実のギャップの間で、ストレスも限界に近づいていました。
「もう、全部がイヤ」
ある朝、子供がなかなか離乳食を食べてくれず、出社の時間が近づいていました。
食べさせるのを諦めて子供を連れて慌てて家を出て、なんとか保育園に駆け込み子供を預けた瞬間、何かがぷつんと切れて
「もう、全部イヤ」
と思ってしまいました。
駅まで歩く気力もなく、保育園の前でタクシーを呼び止めました。
偶然乗ったタクシーの車内で
運転手さんは「どちらまで?」と穏やかな声。
「近場ですみませんが、駅までお願いします」
座席に座ると
「子供って、なんであんなに言うこと聞かないんだろう」
「自分ばっかり頑張ってる気がする」
とネガティブなことばかり頭の中で考えていたら
「保育園にお子さん、預けてきたところですか?」
と運転手さんが声をかけてきて、少し驚きながらも「そうです」と答えました。
タクシーの運転手さんの言葉とは!?
「うちも子供が小さい頃は大変で、ずいぶん余裕なくてね」
運転手さんは少し笑いながら話を続けました。