これが男の料理! 夫のこだわり大爆発
夫が料理を担当することが決まると、夫はすぐに料理グッズを買いそろえました。本格的な香辛料や調味料、包丁やフライパンなど、合計で数万円ほどの金額をかけて夫は買い物をしたのです。
正直なところ「無駄遣いなのでは?」と思ったAさんでしたが、料理担当は夫になったんだから夫が気分が上がるものを使うのが大切と言い聞かせ文句を飲み込みました。
しかし夫が料理をし始めると、Aさんの負担が増える別の問題が待っていたのです。
それは夫の使った後のキッチンが汚すぎるということ。材料もいいものを買うため食費は以前より月1万~2万円ほど跳ね上がり、油の飛び散ったキッチンを毎回掃除しなくてはならないことにAさんは疲れてしまいました。
伝わらない夫の善意とAさんの悩み
このままの状況が続くのは耐えられないと思ったAさんは、夫に対してやんわりと注意。
「せっかく本格的に作ってくれているから、もっと続けられるように工夫したいね! 食費が少し大変なことと、後片付けで私が疲れてしまうのが今の課題だから、協力してくれると嬉しいな」
なるべく夫のプライドを傷つけないような言葉を選び遠回しに声をかけましたが、「うん! わかってる。料理する俺っていい男だよな!」とAさんの不満をまったく察してくれません。
それからも夫はこだわり料理を続け、Aさんはやんわり注意しますが事態は改善されず同じ状況が続きました。夫は妻の負担を減らしたくてやっているのに、その善意がすれ違っている状況にAさんは心を痛めていました。
見つけた! これが私の改善方法
夫の料理に対するストレスをためていたAさん。ですが、また自分が作るかこのまま夫に作ってもらうかを天秤にかけたとき、やっぱり夫に料理をしてもらいたいと思いました。
そこで「夫の善意を最大限に活かす方法」を考え、少しでも夫の料理を受け入れられるように工夫をしたのです。夫が作ってくれるんだから片付けは自分の仕事と割り切り、イライラせずに引き受けるようにしました。この「割り切り」によって、夫がキッチンに立つ時間を確保できていると、ポジティブに捉え直すことができました。
買い出しにはなるべく自分も同行し、安い食材を選ぶ楽しさやコツを地道に夫に教え込んでいきます。作るときも一緒に「このタイミングで鍋洗っちゃうと楽だよ~」や「飛んだ油はすぐ吹くときれいに取れるよ」と具体的な工夫を教えました。
すると、夫がキッチンを汚すことは減り、汚したとしてもAさんは「作ってくれたんだから片付けは私」と納得してできるようになったのです。
料理をするというありがたい夫の行動がありがた迷惑とならないように、自分の考え方を変え、具体的な行動で相手をサポートするという工夫をしたAさん。今後も夫の料理には期待していきたいそうです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。