皆さんには「苦手」と思う人はいますか。逆に考えてみても、自分自身も全ての人に好まれる存在にはなかなかなれないですよね。今回は、筆者の友人Y子が体験した職場での苦手だったはずの後輩とのエピソードをお届けします。
なくてはならない存在
私の友人Y子は、現在の会社に勤めて10年目のベテラン社員です。面倒見のいい性格をしていることもあり、後輩からは慕われ、先輩からも頼られる、会社になくてはならない存在となっています。
苦手な人は誰にでもいる
そんなY子にも苦手な人がいます。入社3年目の後輩のR子です。いまいち何を考えているか分からず、正論を強い口調で話すことがあり、正直イラッとすることもあれば、Y子の先輩やクライアントにもそのままの態度で接するため、ヒヤリとすることもしばしば……。
問題発生!
そんなある日、Y子はR子を含む5人のチームリーダーとして、社内プレゼンに臨むことになりました。2ヶ月程度準備期間があり、それぞれ分担を決めてY子の指示のもと準備を進めていきました。しかし、チームの中のひとりにミスがあることが、プレゼン1日前に発覚したのです。
Y子は、とてつもなく焦りました。それと同時に、ひとりひとりとコミュニケーションがとれていると思っていたY子は、なぜ前日まで気がつくことが出来なかったかと、ショックを受け、リーダーである自分の責任だと思いこんでしまいました。ひとりで会社に残り、修正することを決意しチームに話すと……