人懐こくて、誰にでも明るく挨拶をする小学3年生の娘さん。
そんな長所が、「心配の種」にもなりうると実感した出来事があったそうです。
我が子から、善意を信じる気持ちを奪いたくない。
しかし、危険からは絶対に守らなければいけない。
その狭間で思い悩む、親心を感じ、筆者も考えさせられました。
あなたなら、お子さんにどう伝えるでしょうか。
感謝と、モヤモヤが同時に
「おばちゃん、アイスくれたんだよ! 面白いアニメも見せてくれたの!」
帰宅後、嬉しそうに話す娘を見ながら、私の胸はざわついていました。
その奥さんは、普段から挨拶を交わす程度の方。
感じがよく、悪い印象を持ったことはありません。
困っている娘を助けようとしてくれたことは、もちろんありがたいです。
でも――。
親に断りもなく、家にあげるなんて、と思ってしまう自分がいました。
奥さんには、悪気がないどころか、善意での行動だったことはわかっているんです。
それでも、見知った顔だからといって油断できないことだってあります。
「もしものことがなくてよかった」
もちろん感謝はしていますが、そう思わずにはいられませんでした。
「どんなにいい人でも……」
その夜、私は娘に言いました。
「どんなにいい人でも、知っている人でも、ママに言わずに誰かのお家に行くのはダメよ」
すると娘は、不思議そうに首をかしげました。
「でも、いい人だよ? いつもご挨拶してるし、私が困っていたから、助けてくれたのに」
たしかに、私はこれまで娘に「誰にでも挨拶をしよう」「困っている人を見かけたら助けてあげよう」と教えていました。
幼い娘からしたら、今までと矛盾したことを言われているような気がして、混乱してしまいますよね。
世の中には危険がいっぱい
今回の出来事を通して、色々と考えさせられました。
素直で明るい娘を、無闇に人を疑う子にしたいわけではありません。
しかし、世の中には優しい顔をした悪い人も、たくさんいることを教えなければいけない。
何よりも、今回のように娘が外で待ちぼうけをしないよう、私自身も対策を改めてしなければいけいないと反省した出来事でもありました。
バランスが、なかなか難しいなと悩みますが、自分の身をしっかり守れる子になれるよう、親としてこれからも注意していく方針です。
【体験者:40代・女性専業主婦、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。