栄養バランスも考えて、節約にもなると思い、私は毎日夫にお弁当を作っていました。しかしある日、夫から「もうお弁当はいらない」と告げられ、何がいけなかったのかと落ち込んでしまいました。ところが夫に理由を聞くと、なんと予想外の理由から出た言葉だとわかったのです。
筆者自身の体験を紹介します。
筆者自身の体験を紹介します。
お弁当はいらない
私は「節約のために」と思って作っていたお弁当でしたが、夫にとっては「妻が自分のために手間をかけている」お弁当なのでした。だったら残してしまうことに心苦しく感じるのは当然ですよね。お互いに“お弁当”という同じものを通して、全く違う認識をしていたようです。ほんの少し言葉を交わすだけで、お互いの思いやりを守ることができるんですね。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:あすおかあすか
ITNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。