これは、私が実際に体験した話です。結婚式の準備中、「お金は出さないものの、口は出す」タイプの私の母が大暴走! 当時は必死で気づきませんでしたが、結婚10年目にして夫に恐る恐る尋ねると苦笑いが返ってきました。文句も言わずに耐えてくれた夫に、今更ながら「ごめん」と「ありがとう」を伝えたくなったエピソードです。

「私が主役よ!」とばかりに暴走した母

結婚式は、多くの女性にとって特別なイベントです。私も例外ではなく、夫となる彼と二人で「あんな式にしたいね」「これはどうかな?」と夢を膨らませていました。しかし、そこに強力なラスボスが登場したのです。そう、私の母です。「お金は出さないけど、口は出すわよ!」を地で行くタイプだった母。打ち合わせには「当然」のように同席しようとし、私たちが決める前に勝手に式場に連絡していることも……。「良かれと思って」が母の口癖でしたが、その熱量は明らかに当事者の私たちを上回っていました。

ケーキ、お花、引き出物……全部母のセレクト!

母の介入は、とどまるところを知りません。ウェディングケーキのデザインから始まり、ゲストのお食事、お花やテーブルデザイン、果ては引き出物の中身まで……。「こっちの方が縁起がいい」「あそこのお菓子はダメ」と、とにかく当事者のように口を出してくるのです。もちろん、母の意見がすべて悪いわけではありません。経験者としてのアドバイスもあったでしょう。しかし、あまりに母の意見が強すぎて、今思えば夫の意見を私がどれだけ聞けていたか、自信がありません。当時は私も必死で、母をなだめつつ、夫との板挟みになりながら、何とか丸く収めることしか考えられませんでした。