一人暮らしをする高齢者の数は年々増え続けています。自分では体調の異変に気づかず、知らず知らずのうちに病気や認知症が進んでしまうケースも珍しくありません。今回は、介護施設で勤務経験のある筆者が、一人暮らしの方の異変にいち早く気づき、大事に至る前に対応できたときの出来事をお伝えします。

斎藤さんはすでに一人での生活が難しい状態だったため、施設へ入居することになりました。
少しお節介だったかもしれませんが、早めに行動したことで大きな事故を防げたと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:fumo
FTNコラムニスト:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。