80代後半の祖母が交通事故で腰を強打し、要介護の状態になってしまいました。
共働きの両親に代わって私を育ててくれた祖母には、感謝してもしきれません。
「今こそ恩返しの時」と、在宅介護を提案したのですが……!

張り切って提案したのに……

今では家族みんなで祖母のいる施設に通い、笑いの絶えない時間を過ごしています。
負担をかけまいとする祖母のサバサバした言葉が、とても祖母らしく胸に残りました。
「自分もこんなおばあちゃんになりたい」と思える、温かい出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。