職場の冷蔵庫に入れていたお弁当が消えた──。そんな経験、ありますか? 筆者の友人・智子さん(仮名)が体験したのは、まさかのお弁当神隠し?! しかし、その後に起きた展開が予想外すぎました。冷蔵庫に貼られた一枚の貼り紙が、職場全体を変えてしまったのです。
現れた《予言の書》
数日後、冷蔵庫に貼られた手書きの貼り紙が話題になりました。
そこにはこう書かれていたのです。
「予言の書:人にしたことは、なん倍にもなって自分に返ってくるだろう——捨てる人は、いつか捨てられる。」
書いたのは名乗らぬ人物。
でも「たぶん社長」と、誰もが察したのでした。
変わった職場の空気
以来、冷蔵庫は不思議なほど整然と保たれるようになりました。
"あの社員"も、驚くほど大人しくなったそうです。
智子さんは今、毎日安心してお弁当を冷蔵庫に入れられる日々を過ごしています。
たった一枚の貼り紙が、職場の空気を変えてしまった。
言葉の力って、こういうものなのかもしれませんね。
【体験者:40代・女性パート勤務、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。