「おばあちゃん」から孫への愛情は、一言では言い表せない特別なものがありますよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、ケガをしたおばあちゃんと一緒に乗った救急車の車内で、深い愛情を感じて感動した話を紹介します。

思わぬ祖母の言葉に感動!

祖母は腰を痛がりながらも、「この子、妊婦なんです」と何度も近くにいる救急隊員に説明し、「スピードを出し過ぎないで」などとお願いしはじめました。祖母は腰や脚などが痛いはずなのに、自分のことより妊娠中の孫のことを心配していたのです。A子は「おばあちゃん、私は全然大丈夫だよ」と祖母に言い聞かせました。救急車の中で、いくつになっても孫である自分を心配する祖母がとても愛おしく感じたA子でした。

救急車で運ばれているのは自分なのに、自分のことよりも妊婦の孫のことを心配するなんて、おばあちゃんの愛情を感じずにはいられませんね。おばあちゃんには、いつまでも長生きしてほしいものです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。