「応援したい」その気持ちが、思いもよらぬ誤解をうむことになるとは! これは、筆者が体験した、友人M子のエステサロンで起きた“信頼”をめぐるエピソードです。

真実と彼女の誠実さ

それから数ヶ月後、サロンの前を通りかかると「しばらくお休みします」と書かれた張り紙。 ホームページには「謝罪」と「返金」という文字が並び、思わず目を疑いました。

すぐにM子に連絡を入れると、即座に返信が届きました。
「無理な勧誘をしてしまったのは、新しく入ったスタッフなの。本当にごめんね」

彼女は、対象のお客さん全員に謝罪と返金をしていたそうです。失った信頼を取り戻すため、接客研修を受けなおし「通いたくなるお店づくり」を学んでいるとのことでした。

口コミ対応にも丁寧に向き合い、少しずつ信頼を回復していると聞き、こみあげるものがありました。

誤解してしまったことを思うと胸が痛みます。けれど、諦めず努力を続けるM子を、これからも応援していきたいと心から思いました。

時間はかかるかもしれません。それでも、きっと彼女のもとには再び人が集まってくるはずです。

信頼は一度壊れることもある。けれど、誠実さがあれば、何度でも築きなおせる——。彼女の姿が、そのことを改めて教えてくれたできごとでした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。