コロナ禍をきっかけに、手洗いの習慣を見直しました。
「たった数秒の違い」で、こんなにも体調が変わるとは思ってもみませんでした。
実感した「たった数秒」の効果
数カ月経った頃、ふと気づきました。
そういえば、この冬は一度も風邪をひいていない―—。
以前なら、毎年のように喉を痛めて薬を飲んだり、発熱で欠勤して職場に迷惑をかけたりしていました。
しかし思い返せば、手洗いを丁寧にするようになってから、体調を崩すことがほとんどなくなったのです。
ほんの数秒でも意識を向けて洗うだけで、ここまで違うのかと驚きました。
もちろん、マスク着用やうがいなど他の予防策との相乗効果もあるでしょう。でも、私の場合は特に「丁寧に手を洗う」という最も基本的な習慣を見直したことが、体調の安定に大きく影響していると感じています。
「健康は運ではなく、日々の積み重ねなんだな」と、静かに納得した瞬間でもありました。
「丁寧に暮らす」ことの大切さ
若い頃は「風邪なんて寝れば治る」と軽く考えていたけれど、ある程度の年齢を重ねた今、もうそうはいきません。
回復の遅さや体力の変化を感じるようになり「病気にならないためのひと手間」がどれほど大事かを実感しました。
忙しい毎日の中でも自分の体をいたわる時間を意識的に取るようになり、以前より心にも余裕が生まれた気がします。
大げさなことをしなくても、毎日の小さな積み重ねが自分を守ってくれる。
自分の健康を守るのは自分自身。
そう意識して体をいたわる生活こそが、健康のいちばんの予防なのだと思います。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。