今回は筆者の知人Aさんのお話です。Aさんには中学生の息子がいます。反抗期真っ只中の彼から「お母さんの作ったご飯はマズいから食べたくない」と悲しいことを言われてしまいました。共働きの中、息子にしっかり栄養をとってもらいたいと料理を頑張っていただけに、その衝撃は計り知れません。しかし、これを機に息子と距離を取ってみようと、ある試みをします。

息子に感謝の気持ちが生まれたのは、距離を取ったからこそでしょう。この一件から、手をかけることだけが愛情ではなく、時には距離を取ることも反抗期の息子には必要なのだと学びを得ました。Aさんは息子には相手や物に対する感謝の心を忘れてほしくないと願っています。

【体験者:50代女性・会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。