これは筆者の友人Nちゃんから聞いた話です。MちゃんとNちゃんは双子で、見分けがつかないほどそっくり。ある日、Mちゃんが新しく通い始めた美容院を気に入り、「料金も安く、スタッフの対応が良い」と絶賛していました。それを聞いたNちゃんが、その美容院に行った際に起こった思いがけない出来事について、その体験談をご紹介します。

その後、NちゃんはMちゃんにその出来事を伝えると、Mちゃんは怒り心頭。「そんなの許せない!」と声を上げ、美容院に向かうことに。Mちゃんが美容院に到着すると、美容師は驚いた様子で顔色を変え、「本当にすみませんでした」と謝罪しました。

美容院の謝罪で少しだけ心が晴れたが

スタッフの反応により、Nちゃんの心の中で少しモヤモヤが晴れましたが、それでもこの出来事は簡単に忘れられませんでした。店長も駆けつけて「スタッフの対応が不適切で不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と一緒に頭を下げてくれましたが、Nちゃんは心の中で「もう二度とここには来ない」と決めていました。

信頼を得る大切さを実感した出来事

Nちゃんはこの出来事を通じて、人の信頼を得るために大切なことを一つ理解しました。事実をしっかりと確認しないまま、相手の言う事を否定してはいけないということです。
お店側に謝罪をしてもらえたことは良かったですが、料金をごまかしたという濡れ衣を着せられそうになったことは消せません。この出来事はショックな思い出として心に残っていますが、今後同じような思いをする人が少なくなったらいいな、と今では思っているそうです。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。