夫の定年退職が迫る中、「平日昼間から夫がずっと家にいるストレス」を回避したい……。パート主婦の友人が、人生を大逆転させるために取った行動とは? 友人が、体験談を語ってくれました。

そんなモヤモヤを抱えていた時、パート先のスーパーで「正社員雇用」のポスターを見つけました。

私の年齢も該当し、日頃の勤務態度と試験、面接に受かれば、正社員として雇用されるというのです。

動機は「新しい居場所探し」、でも結果は?

そして私は、迷うことなく応募。

正直なところ、動機は「夫とずっと一緒にいるのが嫌」という極めて個人的な理由でした。

このままでは家庭がギスギスする。ならば、自分から外に出て、新しい居場所を作るしかない、と考えたのです。

私にとって、50代になっての新しいチャレンジでした。

パート先の同僚や夫には、年齢や慣れた職場を離れることへの心配からか「今さら?」「パートのままでいいじゃない」と言われましたが、構わず私は猛勉強しました。

そして結果は、なんと合格!

私は長年働いたお惣菜売り場から、人事部門へ配属になったのです。

人生を変えた「逆張り」の結末

新しい職場では、先輩はみな年下。

私が最年長であることは多々ありますが、学ぶことに面白さを感じています。

パート時代には見えなかった会社の仕組みや、新しい知識を得る毎日が、驚くほど新鮮で充実しています。

最初は夫の定年ストレスから逃げるための正社員チャレンジでしたが、今では仕事が本当に楽しく、毎日忙しく働いています。

その変化を見て、夫も「正社員になってよかったな」と心から応援してくれるようになりました。

夫もまだ定年前なので働いており、家にいる時間はお互いに疲れているので、喧嘩もなくなり、家庭内は平和です。

「夫の定年」という生活の変化への不安を回避しようとした「逆張り」の選択が、まさか自分の人生をこんなに大きく、そして良い方向に変えてくれるとは思いませんでした。

人生は何歳からでも、理由が何であれ、変えられるのだと実感しています。

【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。