見た目の華やかさが尊ばれるときもありますが、シンプルなものにこそ価値があるときもありますよね。今回は筆者の知人から聞いた、シンプルな見た目の手土産に対する、ママ友の反応についてのお話です。
ママ友から自宅に誘われる
私には、子どもの保育園が一緒だったことをきっかけに仲良くなったママ友C子がいます。
C子は思ったことがつい口に出てしまうという少し困ったところはあったものの、気さくで話しやすい性格だったので、付き合いを続けていました。
そんなある日、C子の自宅でママ友との集まりが開催されることになり、私も招待されたのです。
手土産に選んだのは
初めて訪れるC子の自宅。手土産は何にしようか悩みましたが、実は私にはどうしても食べてほしいお菓子がありました。
そのお菓子というのが、我が家の近くにある昔ながらの洋菓子店で売っている焼き菓子。ただそのお菓子は素朴な見た目で、華やかさはありません。
ですが、その焼き菓子はとても美味しく、私もよく自分のご褒美に買っていました。
「手土産にするには質素すぎるかな……」と少しためらいを感じましたが、シンプルながらもとても美味しいお菓子を食べたときの感動。その気持ちを共有したいと、その焼き菓子を持っていくことにしたのです。
お菓子を差し出すと
当日は、私の他に2人のママ友が招待されていました。
「これお土産」「お招きいただきありがとう」と2人のママ友が差し出したお菓子は、おしゃれなパッケージに包まれた華やかなお菓子でした。