ママ友って、子どものことや日々の出来事を共有できる、ありがたい存在ですよね。でも、時にはちょっと複雑な感情が生まれることもあるようです。今回は、筆者の友人がママ友との興味深いエピソードを聞かせてくれました。

マウントママへのモヤモヤ

ママ友のY美さんは、明るくて社交的ですが、何かにつけて人と張り合ってくるタイプでした。

子どもの習い事の話をすれば「うちも同じのやってる!」「うちも前から考えてたんだよね」、服のブランドや旅行先の話題でも、必ず「うちもそう!」「うちの方がもっと」と被せてくるのです。

最初は笑って受け流していたものの、だんだん「どうしてこんなに競ってくるの?」と、イライラが募っていきました。
ついには自分の負けず嫌いが発動してしまい、Y美さんが張り合ってくると私も言い返してしまうという悪循環が時々生まれるようになってしまったのです。

親友からの「衝撃の一言」

ある日、学生時代からの親友に、私はY美さんへの愚痴をこぼしました。

「もう、あの人ほんとにむかつく! 何でもかんでもマウントをとって、毎回張り合ってくるんだもん!」と、日頃の不満を一気にぶちまけると、親友は苦笑しながらこう言いました。

「でもさ、その人の気の強さ、あんたそっくりじゃん」

その言葉を聞いた瞬間、私は言葉を失いました。
否定しようとしたけれど、不思議と何も言えなくなってしまったのです。

思い当たることが、あまりにも多すぎたからかもしれません。