幼い子どもの癇癪(かんしゃく)は、親でも手に負えないときがありますよね。筆者の4歳の長男も最近癇癪がひどくて悩んでいたのですが、そんなとき園の先生がかけてくれた言葉がありました。
先生は親身に話を聞いてくれました。「つい強い口調で言ってしまうこともあって……」と私が話すと、先生は「私だって、仕事じゃなければ同じですよ!」と笑いました。
実は先生自身も、幼い子どもを育てています。そして最後まで、同じ“親”としての目線に立って話を聞いてくれたのです。
先生も同じ
先生は、癇癪を解決する魔法のような方法を教えてくれたわけではありませんし、息子の癇癪も成長を待つしかない部分もあるのだと思います。
でも私は、先生が「私だって同じですよ!」と言ってくれたことで救われたのです。
幼児教育のプロでも、自分の子ども相手に悩んだり言い過ぎたと思ったり、苦心しながら子育てをしている──。
それを知ることができ、とても励まされました。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。