筆者の娘が七五三を迎えたときは姑も準備に加わったのですが、振り回されドタバタする結果になってしまいました。
今回はそのエピソードを紹介します。
娘の七五三
これは私の長女が3歳になり、初めての七五三を迎えたときのことです。
私自身初めての七五三だったので、神社や写真撮影について入念に下調べをしました。その中でも、地元の写真スタジオが提供していたご祈祷と神社での写真撮影がセットになったプランが気に入り、早々に予約。
当日を楽しみにしていたのです。
姑から連絡が
後日姑が孫の顔を見に来たとき、七五三のご祈祷と写真撮影の予約を取ったことを話しました。すると姑は、「私も何かしてあげたいわ! そうだ、衣装は私が用意するわよ!」と言い出しました。
「私の母が呉服屋に勤めていたから、それなりに私も見る目があるのよ!」「ばぁばが素敵な衣装を用意してあげますからね~」と長女を抱き上げながら言う姑。
それならと、私は予約していた写真スタジオに連絡を入れ、衣装は持ち込みにすると伝えたのです。
予約日の3日前に姑からLINE
七五三を行う3日前のことです。姑からLINEが届きました。
「衣装なのですが、予算内に収まるものが見つかりませんでした。今からレンタルしてください」
そう書かれたLINEに、私は驚愕。急いで予約していた写真スタジオに連絡を取り事情を伝えると、当日はスタジオ側が衣装を用意する、と言ってくれました。
急だったにもかかわらず、写真スタジオが快く対応してくれたおかげで、長女は可愛らしい姿で七五三のご祈祷と写真撮影に臨むことができました。
私も、「何とかなって良かった」と胸をなで下ろしたのです。
もっと早く連絡を
姑がどれくらいの予算で衣装を探していたのかはわかりません。ただ、姑に過度の負担をさせる気はなかったので、事前に「金銭面では協力する」とは伝えていました。
もっと早く相談してくれていたら、準備出来ていたかもしれません。
そして何より困ったのは、姑が本番の3日前に連絡してきたことです。今回は幸い、スタジオ側が対応してくれたので無事に七五三を終えることができました。
でも、やっぱりギリギリの連絡は止めてほしい──そう感じた出来事でした。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。