子どもが体調を崩すと親は心配で看病し、本人も疲弊してしまいます。ついパートナーにきつく当たってしまったという経験もある人はいるのではないでしょうか。今回は子育てをしている友人から聞いたエピソードです。

子どものためにと頼んだゼリーだったが……

先日3歳の娘が39度の高熱を出しました。
夫は運悪く繁忙期だったので、ワンオペで昼夜問わず娘を看病し、心身共に疲れ切っていました。ぐったりしている娘に、せめて水分だけでも取らせたいので何か口にできるものを……と思い、仕事中の夫に「帰りにゼリーを買ってきて」とLINEを送りました。

娘の発熱による心配と不安で、余裕がなかったため夫が買ってきた高級ゼリーに思わず激怒してしまいましたが、自分のことを考えてくれた気持ちはとてもうれしいものでした。
夫に謝り、ありがたくデパ地下のゼリーをいただいたそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:ねこの
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。