今回は筆者のオシャレな友人A子さんの、まさかすぎる怒りのママ友体験談をお届けします。
オシャレが大好きな娘に成長!
A子さんは幼い頃からオシャレが大好きでした。
そして娘が出来たことで、娘との親子コーデも楽しめるようになりました。
子どもならではの可愛い洋服を購入したりと、洋服代にはかなりお金をかけていたそう。
そのかいあってか、娘もオシャレが大好きな子に育ちました。
ゆくゆくはデザイナーか? 可愛いからモデルもなれるかも? なんて、夫とよく笑い合っていたものです。
自分の好きな服を見つけてね! そんな気持ちで貸したが……
娘は幼稚園に通っていたのですが、幼稚園で仲良しB親子とよく一緒にお出かけするようになりました。
B親子はいつもシンプルな服装ですが、スッキリとまとまっていて素敵でした。
しかし、ある日B娘がA子さんの娘を見ながら、
「娘ちゃんみたいな、フリフリのスカートが着たい!」
そう言い出したことがキッカケで、A子さんは娘の洋服を貸してあげることにしたのです。
B娘がオシャレに目覚めるチャンス!? なんて思ったA子さんは、
「数着系統が違うものを貸してあげて、気に入った系統が決まったら、買いに行ってもらおう!」
温かく応援するような気持ちで、数着貸してあげました。
受け取ったBママはかなり驚いていて、
「こんなにたくさん、ありがとう!」
と、親子で大喜び!
気に入ったのがあれば教えてね♪ なんて、楽しい会話で終わったのですが……。
どうして返してくれないの? Bママの対応にモヤモヤ
待てど暮らせど、一向に服が返ってこないのです。
待っている間に季節も変わるし、何より娘が大きくなるので入らなくなってしまいます。
何度か「そろそろ返してもらいたい」とは伝えていましたが、
「ごめん、今度持ってくるね!」
と、必ず謝りはするものの、一向に持ってきてくれません。
結局貸したものは、そのシーズン一度も袖を通すことなく、そのままサイズアウトしてしまったのです。
A子さんがもう諦めようと思っていると、Bママからとんでもない連絡が……。
ちょっと図々しすぎない? アリエナイ対応にため息しか出ない
「借りてた服、返そうと思ったけど、もう娘ちゃんはサイズ的に着れないよね?」
「うちの下の子なら着れるし、このままもらってもいいかなぁ?」
A子さんは呆れて言葉が出ませんでしたが、Bママとはもう関わりたくない気持ちが大きかったので、そのままOKしました。
距離を置こうと思っていたのに、それ以降も普通に接してくるBママ。
何なら「また服を貸してほしい」なんてことも言ってくるので、本当に信じられません。
卒園したら学区が違うため、もう会うことはありません。
それでも子ども同士はかなり仲良しなので、親の都合で引き離すのも可哀想で……。
結局もう深入りしないようにして、卒園までは表面上の付き合いだけで終わらせようと思っています。
もちろん、二度と服は貸しません!
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。