娘の小学校のマラソン大会を撮影していた友人。帰宅後に動画を見直していたところ、思いがけない音声が録音されていて……。友人が、体験談を語ってくれました。

娘の晴れ舞台を撮影! 校庭でのマラソン大会

小学生の娘のマラソン大会に、応援に行ったときの話です。

子どもたちは、学年ごとに校庭のグラウンドを何周か走ります。その様子を、私はずっと動画に収めていました。

娘は見事完走し、家に帰って動画を見直していたとき、私は衝撃を受けました。

衝撃の「副音声」! 録音されていたママ友同士の会話

なんと、私の隣にいた保護者の会話がまるまる入っていたのです。

動画の長さは約4分。

会話の内容は、
「学校まで車で来れないからって、うちの家の前でみんな子どもを降ろしてる。危なくてしかたない」

「T先生のクラス学級崩壊してるって知ってる?」

などなど。

子どもに見せるのを躊躇してしまうほど、はっきりと会話が入っていました。

マラソン大会のとき、隣で会話していることに気付いてはいた私。

でも、応援に集中していた私の耳にはまったく入ってこなかったのです。

そのとき、その場所では気にも留めていませんでしたが、動画を見返してみて心底驚きました。

公共の場での会話リスク

そして学校から帰ってきた娘が、

「マラソン大会の動画見せて!」

と言うので、ちょっと躊躇しつつも見せることに。

娘は自分の姿を見ることに夢中で、ママ同士の会話は一切入っていない様子でした。

「ここで抜かれちゃったんだよなー」

「Aちゃん速いねー」

と、解説をしてくれました。

今は、スマホもカメラも、音声機能が素晴らしい。

いつ自分の会話が撮られているかわかりません。

特に学校という公共の場では、自分も注意したいと思う出来事でした。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。