今回は、筆者の知人A子さんから聞いたエピソードをご紹介します。
長かった婚活の末、ようやく結婚を前提にした彼ができたA子さん。
彼の友人たちに紹介され、幸せいっぱいのはずが、その場にいた女性の「ある一言」にカチン!
女同士のバトルの行方は――!?

負けてたまるか!

その場では笑顔でやりすごすことが、彼女としての「正解」なのかもしれません。
でも、私は黙っていられるタイプではないのです。

「もしかして、B男さんに彼女ができるたび、そうやって牽制してきたんですか? でも残念。私には効かないです(笑) 仲良くしてくださいね!」
そう言って、にっこりしました。

C美は一瞬顔を引きつらせます。
お互いに睨み合う私たち二人に、周りもタジタジ……。

彼にも一言、物申す!

もちろん、隣でオロオロしているB男にもビシッと釘を刺しました。
「それからB男さん! 彼女が攻撃されているのに、なんで黙っているのよ! そんな調子じゃ、結婚なんてできないかもよ」

「え!? ご、ごめん! 本当に大好きだから、それだけは勘弁してほしい……」
必死に私にすがりつく彼を見て、C美は悔しそうに苦笑い。

私も大人げなかったかもしれませんが、こういうことは最初が肝心です。

強く、たくましく

考えてみれば、彼の前でこんなに強気の素を出したのは、これが初めてでした。
それまで、やっぱりどこか遠慮してしまっていたのでしょう。

これがきっかけで、言いたいことは遠慮せずに伝え合う関係になれたことは、思わぬ収穫だったかもしれません。

そんな私たち、先日晴れてゴールインしました。
これからも、強くたくましい妻であろうと思っています。

【体験者:30代女性・兼業主婦、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。